投稿日:2010.06.01
□趣旨
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所に関する倫理要項は、平成16年10月5日制定で、日本特殊教育学会倫理綱領の平成17年9月24日施行より先行して制定された。
この時期は、文部科学省から、脳科学と教育に関して、大きく二つの方策及び報告書が出され、従来から教育系大学で進められていた脳科学研究とは別に、国として、特別支援教育に脳科学という新たな研究方法を導入する契機となった。
実際に国立の教育系研究所で倫理規程策定を行う上で、脳科学の障害のある子どもへの適応の限界、学校教育の持つ無謬性、教員のもつ倫理の位置づけという課題が見えてきた。また、脳科学の成果が特別支援教育の指導法に及ぼす影響は未知数であるが、現場教員の脳科学への期待感は大きい。これらの背景に何があるのか、倫理要項策定の経験から考察を加えたい。
講演会 脳科学と特別支援教育における倫理の課題
テーマ 脳科学と教育
講演会 「脳科学と特別支援教育における倫理の課題 ~国立特別支援教育総合研究所における倫理要項策定の経験から~」
□日時 2010年6月5日(土)15:00~18:00
□会場 東京大学駒場Ⅰキャンパス(京王井の頭線駒場東大前駅・東大口)14号館308会議室
□講演者 西牧謙吾(国立特別支援教育総合研究所)
□趣旨
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所に関する倫理要項は、平成16年10月5日制定で、日本特殊教育学会倫理綱領の平成17年9月24日施行より先行して制定された。
この時期は、文部科学省から、脳科学と教育に関して、大きく二つの方策及び報告書が出され、従来から教育系大学で進められていた脳科学研究とは別に、国として、特別支援教育に脳科学という新たな研究方法を導入する契機となった。
実際に国立の教育系研究所で倫理規程策定を行う上で、脳科学の障害のある子どもへの適応の限界、学校教育の持つ無謬性、教員のもつ倫理の位置づけという課題が見えてきた。また、脳科学の成果が特別支援教育の指導法に及ぼす影響は未知数であるが、現場教員の脳科学への期待感は大きい。これらの背景に何があるのか、倫理要項策定の経験から考察を加えたい。
□定員 10名(事前申込制)
□備考:音声録音あり
□参加費:無料
□参加お申し込み方法:会場準備の都合上、参加される方は、下記お申し込み先までお申し込みください。
□お問い合わせ・参加お申し込み先:
東京大学大学院総合文化研究科
田中丹史(特任研究員)
cma31212<アットマーク>mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
※<アットマーク>を@(半角)に変換してください。
東京大学大学院総合文化研究科
田中丹史(特任研究員)
cma31212<アットマーク>mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
※<アットマーク>を@(半角)に変換してください。
(下記の参加お申し込みフォームを利用して上記のメールアドレス宛にお申し込みください。)申し込みフォーム:
お名前( )ご所属( )
( )講演会 脳科学と特別支援教育における倫理の課題に参加します。
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※収集した個人情報は本シンポジウムの実施に関わる業務にのみ利用します。
□主催:平成20~22年度科学研究費補助金・基盤研究B「脳神経倫理学の理論的基礎の構築」プロジェクト、研究代表:廣野 喜幸、課題番号:20320001
http://hps.c.u-tokyo.ac.jp/a_theoretical_foundation_of_neuroethics/index.php
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