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投稿日:2010.06.14

講演会 脳研究で心はわかるのか 2010年7月17日(土)開催

講演会 「脳研究で心はわかるのか」

□日時 2010年7月17日(土)15:00~18:00

□会場 東京大学駒場Ⅰキャンパス(京王井の頭線駒場東大前駅・東大口)
    14号館308会議室

□講演者 坂井克之(東京大学医学系研究科認知言語神経科学分野)

□趣旨  私たちの心は脳の働きによって成立しています。
 それでは脳を調べれば心がわかるのでしょうか。
 脳という物質で起こる物理現象として心を説明する試みは、
 一見、魅力的な科学としての客観性を備えているように見えます。
 とくに脳活動の画像を根拠に「脳科学の応用」を主張する話を、
 多くの人が信じているようです。
 ここではその証拠とされる脳画像実験結果の解釈の落とし穴
 について考えてみます。そうするとひとつの疑問が浮かんできます。
 脳研究者による成果発信も、結局のところ実験結果の拡大解釈にもとづいて
 いるのではないでしょうか。
 また一方で客観性を科学研究の基本原則とした場合、私たちの主観的な心
 の内面、ひいては意識や自我を科学の対象とすることができるのか、
 という疑問が浮かびあがってきます。
 脳研究は大きなパラダイムシフトを求められているのでしょうか。
 私自身は、客観的な事実を少しずつ積み上げていく従来のアプローチ
 を続けてゆきたいと思っています。


□定員 10名(事前申込制) 締切ました

□備考:音声録音あり

□参加費:無料

□参加お申し込み方法:会場準備の都合上、参加される方は下記お申し込み先までお申し込みください。

□お問い合わせ・参加お申し込み先:
 東京大学大学院総合文化研究科
 田中丹史(特任研究員)
 cma31212<アットマーク>mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
 ※<アットマーク>を@(半角)に変換してください。

(下記の参加お申し込みフォームを利用して上記のメールアドレス宛にお申し込みください。)
 申し込みフォーム:
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 ( )講演会 脳科学と特別支援教育における倫理の課題に参加します。
※収集した個人情報は本講演会の実施に関わる業務にのみ利用します。

□主催:平成20~22年度科学研究費補助金・基盤研究B「脳神経倫理学の理論的基礎の構築」プロジェクト、研究代表:廣野 喜幸、課題番号:20320001
http://hps.c.u-tokyo.ac.jp/a_theoretical_foundation_of_neuroethics/index.php