講演会 脳神経科学実験で人間の社会行動の何が解明できるのか?2011年1月29日(土)開催
□日時 2011年1月29日(土)15:00~18:00
□会場 東京大学駒場Ⅰキャンパス(京王井の頭線駒場東大前駅・東大口)
14号館308会議室
□講演者 加藤淳子(東京大学大学院法学・政治学研究科教授)
□趣旨 fMRI(機能的磁気共鳴画像法)によるニューロイメージングを含む非侵襲的脳機
能計測技術の進歩により、社会行動を解明しようとする学際的分野が生まれ
た。しかしながら、実験的状況と現実との差異、また複雑な人間行動に関わる実
験結果の解釈などの残された課題は多い。このような問題について、専門誌に
発表された1992年米国大統領選挙のキャンペーンビデオを用いた実験にそくして
議論したい。
人間の社会行動の解明する手法として用いられるニューロイメージングは脳の
活動の一端を視角に訴える形で提示するため、行動の予測や現実への応用への
期待が過大になる傾向がある。ここでは、それとは一線を画し、複雑な人間存在
に少しでもアプローチしようとする研究の実際について理解を得つつ、外側から
の観察によって解明されてきた社会行動の理解にこの新しい分野が何を付け加
えることができるのか、参加者の方々とともに考えたい。
□定員 10名(事前申込制)
□備考:音声録音あり
□参加費:無料
□参加お申し込み方法:会場準備の都合上、参加される方は下記お申し込み先までお申し込みください。
□お問い合わせ・参加お申し込み先:
東京大学大学院総合文化研究科
田中丹史(特任研究員)
cma31212<アットマーク>mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
※<アットマーク>を@(半角)に変換してください。
(下記の参加お申し込みフォームを利用して上記のメールアドレス宛にお申し込みください。)
申し込みフォーム:
お名前( )
ご所属( )
( )講演会 脳神経科学実験で人間の社会行動の何が解明できるのか? に参加します。
※収集した個人情報は本講演会の実施に関わる業務にのみ利用します。
□主催:平成20~22年度科学研究費補助金・基盤研究B「脳神経倫理学の理論的基礎の構築」プロジェクト、研究代表:廣野 喜幸、課題番号:20320001
http://hps.c.u-tokyo.ac.jp/a_theoretical_foundation_of_neuroethics/index.php