投稿日:2009.03.13
第二回脳神経倫理研究会(2008年3月1日開催)
第二回 脳神経倫理科研研究会プログラム
日時:2009年3月1日(日)13:00〜17:00
開催地:
目黒区駒場3−8−1
大学院総合文化研究科駒場Iキャンパス
18号館コラボレーションルーム1
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主催:科学研究費補助金基盤研究(B)「脳神経倫理学の理論的基礎の確立」(廣野喜幸代表)研究グループ
http://hps.c.u-tokyo.ac.jp/neuroethics/
開催趣旨:脳神経倫理学とは、神経科学がもつ社会的、学問的インパクトを統制するための基礎理論として構築されつつある応用倫理学の一分野を指しています。
現在日本では神経科学を実践応用し、産業化しようとする動きが活発になっていますが、それに伴う倫理的問題への関心も高まる一方です。そして人文社 会科学的見地からこうした現状に応答するにあたり、日本における脳神経倫理学の確立は重要な課題であり、実際に様々な試みが各地で生まれつつあります。中 でも我々のプロジェクトは脳神経科学の社会的影響とそれがもたらす哲学的・倫理的課題について幅広く検討することを目的として誕生しました。
その第二回目の企画として今回は、(1)脳科学の研究推進体制について国内及び海外の現状と共に理解すること、(2)法、教育の現場で脳神経科学がもたらす哲学的・倫理的問題についての考察、という二つの方向性を軸に研究会を開催いたします。
皆様ふるってご参加下さい。
プログラム
- 13:00〜13:05 開会の辞
- 13:05〜13:50 研究発表
稲葉一人(中京大学法科大学院教授 熊本大学客員教授 久留米大学医学部医学科客員教授他)
「科学的証拠の裁判での利用のルール−日米比較」 - 14:00〜14:45 特別講演
吉田明(自然科学研究機構 生理学研究所 多次元共同脳科学推進 センター特任教授)
「国内外の脳神経科学研究の動向と科学技術政策」 - 15:00〜16:30 特別セッション「脳神経倫理国際研究動向」
Neuroethics Society 第一回大会参加報告
福士珠美(JST/RISTEX)・磯部太一(東京大学) - 16:30〜17:00 総合討論・閉会の辞
- 17:30〜 懇親会
報告(coming soon)