石原 孝二 いしはら こうじ |
【研究テーマ】科学技術哲学、現象学。最近では、精神医学の哲学、オープンダイアローグ、精神医療と人権、障害の哲学、当事者研究などを中心に研究しています。
略歴:早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業(1991年3月)、東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了(1993年3月)、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻(哲学専門分野)博士課程修了(1996年3月)、北海道大学文学部助教授(1997年4月)、北海道大学大学院文学研究科准教授(2007年4月)、東京大学大学院総合文化研究科准教授(2008年4月)、教授(2020年1月)
【最近の業績】.
- 石原孝二・斎藤環編(2022)『オープンダイアローグ 思想と哲学』東京大学出版会
- 石原孝二・斎藤環編(2022)『オープンダイアローグ 実践システムと精神医療』東京大学出版会
- 石原孝二(2020)「現象学的精神病理学と反精神医学を考える」哲学雑誌第134巻、第807号(近刊)
- 石原孝二「精神障害(精神疾患)とは何か」榊原英輔・田所重記・東畑開人・鈴木貴之編『心の臨床を哲学する』新曜社、2020年、 245-261.
- Ishihara, K. (2019). Phenomenological Psychopathology of Common Sense and Medicalization: Blankenburg and Kimura on Schizophrenia and Depersonalization. Thaumazein (7), 21-37.
- 石原孝二(2019).「診断から対話へ:ニード適合型治療からオープンダイアローグへの転換点」臨床心理学 19(5)546-550.
- 石原孝二「分ける」、中島隆博・石井剛編『東大駒場現代思想講義』白水社、2019年4月、 108-126.
- 石原孝二(2019)「分類は何のためか:診断バイアスと相互作用」精神科34(3):293-297.
- 石原孝二(2018)『精神障害を哲学する:分類から対話へ』東京大学出版会、2018年9月、332頁
- 石原孝二(2018).「ビアサポート・オープンダイアローグ: オープンダイアローグの研究動向」臨床心理学最新研究レポートシーズン3第12回, 臨床心理学18(4): 493-498.
- 石原孝二(2018).オープンダイアローグと当事者―フィンランドの精神保健政策とオープンダイアローグ―『精神科治療学』33巻3号, 331-335.
- 信原幸弘編(2017)『ワードマップ 心の哲学』. 新曜社, 分担執筆(「心の理論と自閉症」、「精神障害(精神疾患)の分類問題」.pp. 200-203, 266-299担当)、2017年
- 石原孝二(2017). メンタルヘルスと精神医学における対話的アプローチ:トリエステモデルとオープンダイアローグ.心と社会 48(4): 64-68.
- 石原孝二(2017). 当事者研究の哲学的・思想的基盤..臨床心理学.増刊第9号「みんなの当事者研究」(熊谷晋一郎編), 51-55
- 石原孝二(2017). 認知症と精神障害:精神病理学と生物・心理・社会モデルの哲学、『臨床心理学』17(3) ,294-297.
- 石原孝二. (2016). 総論:精神医学と当事者、石原孝二・河野哲也・向谷地生良編『精神医学と当事者』東京大学出版会、2016年, pp.3-30.
- 石原孝二. (2016). 総論:精神医学の科学と哲学、石原孝二・信原幸弘・糸川昌成編『精神医学の科学と哲学』東京大学出版会、2016年, pp.3-36.
- 石原孝二. (2016). 共通感覚の欠如としての狂気:カントと狂気の概念. 石原孝二, 筒井晴香編.共生のための障害の哲学II: 東京大学大学院総合文化研究科附属 共生のための国際哲学研究 (UTCP) 上廣共生哲学寄附研究部門, 85-99.
- Ishihara, K. (2015). Learning from tojishakenkyu: Mental health "patients" studying their difficulties with their peers. In T. Shakespeare (Ed.), Disability Research Today. International Perspectives. (pp. 27-42). London: Routledge.
- 石原孝二. (2015). ロボットと心/身体の行方. 佐倉統編『人と「機械」をつなぐデザイン』東京大学出版会(第12章).
- 石原孝二. (2015). 精神医学における記述的方法と「機能不全」モデル―精神障害概念と「自然種」―. 『科学哲学』47(2): 17-32.
- 石原孝二. (2015). 早発性認知症から精神分裂病、統合失調症へ:スティグマの哲学. 『こころの科学』 180: 107-110.
- 石原孝二. (2015). 精神病理学と薬物療法. 『精神医学の基盤』1: 64-71.
- 石原孝二. (2014).「「精神障害」概念の行方とDSM-5」(シンポジウム1「DSM-5を批判的に吟味する」)『精神科診断学』7(1): 16-21.
- 石原孝二. (2014). オープンダイアローグとべてる:オープンダイアローグUKセミナー参加報告. 精神看護. 17(4): 19-23.
- 中村かれん著、石原孝二・河野哲也監訳.(2014).『クレイジー・イン・ジャパン:べてるの家のエスノグラフィ』医学書院
- Yohei Akaida, Ishihara, Kohji.(2014). Commentary: Can Living Donation Be Justified? The Future of Bioethics. International Dialogues, edited by Akira Akabayashi, Oxford University Press, pp. 61-7.
- Ishihara, Kohji . (2014). "Roboethics and the Synthetic Approach. A Perspective on Roboethics from Japanese Robotics Research", F. Michael & B. Irrgang (eds.), Robotic in Germany and Japan: Philosophical and Technical Perspectives, Frankfurt am Main: Peter Lang, pp. 45-58.
- 石原孝二.(2013). 「精神病理学から当事者研究へ:現象学的実践としての当事者研究と〈現象学的共同体〉」石原孝二・稲原美苗編『共生のための障害の哲学:身体・語り・共同性をめぐって』(UTCP UehiroBooklet, No.2), pp. 115-137.
- 石原孝二. (2013). 「経験しえないものの疫学:東京電力福島第一原子力発電所事故とリスクテクノロジー」、『哲学雑誌』128(800) 128-148
- 石原孝二.(2013).「『精神障害の診断・統計マニュアル』(DSM)と医学モデル」、中山剛史・信原幸弘編『精神医学と哲学の出会い』玉川大学出版部、
- 石原孝二編.(2013). 『当事者研究の研究』医学書院
【著訳書】
- 石原孝二「脳と心」、小坂國繼・本郷均編『概説・現代の哲学と思想』ミネルヴァ書房、2012年
- 科学・技術・倫理百科事典編集委員会訳『科学・技術・倫理百科事典』丸善出版、全5巻、2012年1月(編者・共編)
- ショーン・ギャラガー、ダン・ザハヴィ『現象学的な心:心の哲学と認知科学入門』石原孝二、宮原克典、池田喬、朴嵩哲訳、勁草書房、2011年(共訳、訳者解説)
- アルヴァ・ノエ『知覚のなかの行為』、門脇俊介・石原孝二監訳、春秋社、2010年
- 石原孝二・河野哲也編『科学技術倫理学の展開』、玉川大学出版会、2009年(序章「科学技術倫理学の展望」pp.9-27、第五章「脳神経倫理」pp.105-121執筆)
- 岩波講座『哲学』第五巻、岩波書店(分担執筆:第5章「心・脳・機械」担当)、2008年
- 北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット編著『はじめよう!科学技術コミュニケーション』ナカニシヤ出版(編集委員、第8章「人文・社会科学と科学技術コミュニケーション」pp. 72-79分担執筆)2007年12月
- 北海道技術者倫理研究会編『オムニバス技術者倫理』共立出版,2007年(分担執筆、第3章技術リスクにどう向き合うべきか、pp.25-35担当)
- 新田孝彦・蔵田伸雄・石原孝二編『科学技術倫理を学ぶ人のために』世界思想社、2005年、306p.(第二部の編集とイントロダクションを担当、第二部第四章「科学技術のリスク評価とリスク認知」pp.174-194執筆)
- ヒューバート・ドレイファス、石原孝二(翻訳)『インターネットについて 哲学的考察』産業図書、2002年、182p.
- 博士論文:石原孝二「自己の現象学-近代の「自己意識」論とハイデガー-」(東京大学)1996年3月
【論文・総説等】
- 石原孝二・佐藤亮司(2012)、統合失調症の「早期介入」と「予防」に関する倫理的問題:「早期介入」の多義性とARMSをめぐって, 『社会と倫理』27:135-151
- Kohji Ishihara and Tamami Fukushi, Introduction: Roboethics as an Emerging Field of Ethics of Technology, Accountability in Research, 17: 1-5 (2010)
- Kohji Ishihara, Technological Artifacts and Intentionality: Toward a Phenomenology of Technology, Kwok-Ying Lau, Chan-Fai Cheung, Tze-Wan Kwan (eds), Identity and Alterity: Phenomenology and Cultural Traditions, Könighausen & Neumann, 2010, pp. 297-308
- 石原孝二「他者と時間――フッサールの他者論とフッサール、ベルクソン」『哲学雑誌』No. 796, 2009年10月, 1-14.
- 石原孝二「脳機能エンハンスメントと社会」UTCP Booklet 8『エンハンスメント・社会・人間性』、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」、2009年3月、pp. 39-49.
- 石原孝二「脳神経倫理学における自律性概念と責任能力概念の検討に向けて―米国最高裁の二つの判決から―」(研究ノート)『科学史・科学哲学』NO.22(March 2009):103-113
- 石原孝二「環境政策と予防原則」、日本公共政策学会・中央大学21世紀COEプログラム編、細野助博・森田朗・城山英明監修『科学技術の公共政策』中央大学出版部、2007年12月、pp.78-82.
- Kohji Ishihara, "Reductionism in the synthetic approach in cognitive science and Phenomenology. Rethinking Dreyfus' critique of AI," in Cheung Chan-Fan and Yu-Chung-Chi (eds.), Phenomenology 2005, Volume I: Selected Essays from Asia, Zeta Books, Bucharest, Dec. 2007, pp. 211-228.
- Kohji Ishihara, "Neuroethics in cultural and institutional settings: Toward a comparative study," 1st International Workshop of Neuroethics in Japan: Dialog on Brain, Society, and Ethics Conference Proceedings, Research & Development Domain "Brain-Science & Society," Research Institute of Science and Technology for Society (RISTEX), Japan Science and Technology Agency, January 2007, pp. 33-41.
- Kohji Ishihara, "Brain Reading and Phenomenological Investigation: Brain Imaging Technology and the Constitution of the Psychic Reality," Proceedings of the 2nd International Conference: Phenomenology for East-Asian Circle (PEACE): What is experience? - Perception, Science, and Life-World, Tokyo, JAPAN, September 22, 2006- September 25, 2006, pp. 89-95.
- 石原孝二・藤本良伺「工学倫理と情報知識学」、情報知識学会『情報知識学会誌』Vol. 16, No. 3 (2006), pp. 4-13.)
- Mamoru Fukamizu, Seiko Yoshida, Kohji Ishihara, "GMO Controversy in Japan over Test Growing of PEPC Transgenic Rice Plants," in Matthias Kaiser and Marianne Lien (eds.), Ethics and the Politics of Food. Preprints of the 6th Congress of the European Society for Agricultural and Food Ethics, Wageningen Academic Publishers (The Netherlands), 2006, pp. 175-179.
- Kohji Ishihara, "Life Technologies and Religious Views," The Annual Report on Cultural Science, Hokkaido University, Graduate School of Letters, Vol. 118 (February 2006), pp.23-33.
- 石原孝二「リスクコミュニケーションと技術者倫理」、『工学教育』Vol.54, No.1 (2006年1月), pp.55-60.
- Kohji Ishihara, "Werkzeuge, Maschine und Menschliche Autonomie," in Holger Burckhart, Jürgen Sikora (eds.), Praktische Philosophie in gesellschaftlicher Perspektive, Münster (Germany): Lit, Dec. 2005, pp. 75-86.
- 石原孝二「技術者倫理教育はなぜ必要か」『電気学会誌』Vol.124, No.10 (2004年10月号・特集「技術者倫理教育」)pp. 626-629.
- 石原孝二「技術者倫理と学協会」『電気学会誌』Vol.124, No.10 (2004年10月号・特集「技術者倫理教育」)pp. 642-645.
- 石原孝二「リスク分析と社会--リスク評価・マネジメント・コミュニケーションの倫理学--」『思想』岩波書店、No. 963、2004年7月号(特集「リスクと社会」)、pp.82-101.
- 石原孝二「工学倫理の教科書」『科学技術社会論研究』科学技術社会論学会編、vol.2. 2003年10月、pp. 138-148.
- Kohji Ishihara, "Phenomenology of Skillful Action: Western and Eastern Perspectives," in KONDO Hiroyuki and ISHIHARA Kohji (eds.), Philosophy in East and West: Proceedings of a joint conference of the Graduate School of Letters, Hokkaido University and the Department of Philosophy, Peking University, held in Sapporo, March 10-11, 2003, pp. 51-60.
- 石原孝二「認知科学における状況論的アプローチとハイデガー--ドレイファスのハイデガー解釈の射程--」『哲学年報』第49号、北海道哲学会、17-30頁、2002年7月
- 石原孝二「「感情移入」と「自己移入」--現象学・解釈学における他者認識の理論--(1)~(3)『北海道大学文学部紀要』48-2(通巻99号)左1-12頁1999年11月、『北海道大学文学部紀要』48-1(通巻98号)左1-19頁1999年8月、『北海道大学大学院文学研究科紀要』通巻106号、左1-16頁、2002年2月
- 石原孝二「「自己」を創設する「語り」-初期フライブルク期から『存在と時間』期までにおけるハイデガーの「語り」の概念について-」『哲学』34号、北海道大学哲学会編、17-34頁、1998年7月
- 石原孝二「「本来性」概念の方法的機能についての導入的考察-ハイデガーの「形式的告示」と「認取」という方法について-」『論集』14号、22-34頁、東京大学大学院人文社会系研究科哲学研究室編 1996年3月
- 石原孝二「「世界」の可塑性と「自己」の解消され得ない異質性-『存在と時間』における「本来性」と「非本来性」の概念を巡って-」『哲学雑誌』第110巻782号、有斐閣、180-196頁1995年10月
- 石原孝二「「自我」と「時間」-フッサールとハイデガーの「自己触発」論-」『論集』13 東京大学文学部哲学研究室編 60-72頁 、1995年3月
- 石原孝二「「現前性」の拘束--ハイデガーの存在論を巡って--」『論集』12号、163-175頁、東京大学文学部哲学研究室編 1994年3月
- 翻訳(論文):ホルガー・ブルクハルト、石原孝二+深水護(訳)「プラグマティズムと構築主義は人間学的基礎づけを必要とするか」『行為と認知の統合理論の基礎』平成14~16年度科学研究費補助金(新田孝彦代表)(基盤研究B)研究成果報告書、2005年3月、pp.75-88.
- 翻訳(論文):テリー・ウィノグラード、石原孝二(訳)「ハイデガーとコンピュータ・システムの設計」『思想』No.926、特集:「技術の哲学」、207-230頁、岩波書店、2001年7月
- 翻訳(論文):エルマー・ホーレンシュタイン、石原孝二(訳)「人間の同等性と文化間の、そして文化内部での多様性」『理想』656号、150-167頁、理想社、1995年12月
【 辞典項目】
- 石原孝二「BSEとリスク評価」、「研究資金」、「研究評価」『応用倫理学事典』丸善、2007年
- 石原孝二「サール・ドレイファス論争」人工知能学会編『人工知能学事典』共立出版、2005年12月、pp.65-67
- 『認知科学辞典』(項目執筆―「解釈学」「解釈学的循環」「共存在」「事物的存在性」「存在論」「道具的存在性」「配視」「配慮」)、日本認知科学会編、共立出版、2002年7月
【書評など】
- 石原孝二「リタリン乱用の社会的背景と問題行動の「疾病化」」『創文』創文社、2008年3月号
- 石原孝二「河野哲也『<心>はからだの外にある-「エコロジカルな私」の哲学』書評」、日仏哲学会『フランス哲学・思想研究』第12号、180-182頁、2007年
- 石原孝二「土木学会土木教育委員会倫理教育小委員会編『土木技術者の倫理』(書評)」『學鐙』Vol.100 No.10、丸善、p.56、 2003年10月
- 石原孝二「工学倫理に外的な視点を導入する必要性-齊藤了文・坂下浩司編『はじめての工学倫理』、杉本泰治・高城重厚著『技術者の倫理』(丸善)書評」加茂直樹編『社会哲学研究資料集』I、京都女子大学、226-237頁、2002年3月
【報告書編集・執筆など(主なもの)】
- 石原孝二、科学研究費補助金(基盤研究C)「技術者倫理における学協会の役割と制度背設計に関する調査研究」、2008年5月、101p.
- 『文部科学省「魅力ある大学院教育イニシアティブ」北海道大学大学院文学研究科思想文化学専攻「応用倫理研究教育プログラム」活動報告書』2008年3月、北海道大学
- 『科学技術倫理研究』Vol.3 (October 2006)、北海道大学創成科学共同研究機構(流動研究部門)石原研究室発行、206p.
- Kohji Ishihara, "Risk analysis of technological systems and ethical problems," 科学研究費補助金(基盤研究B:蔵田伸雄代表)「リスク論を軸とした科学技術倫理の研究」報告書、2006年3月, pp. 158-169.
- 『「CoSTEPワークショップ・サイエンスコミュニケーションワークショップin Sapporo」報告書』石原孝二、岡橋毅編集、2006年3月、76p.
- 土木学会教育企画・人材育成委員会倫理教育小委員会編『技術は人なり-プロフェッショナルと技術者倫理-』土木学会、2005年、251p.
- 『科学技術倫理研究』Vol.3 (October 2006)、北海道大学創成科学共同研究機構(流動研究部門)石原研究室発行、206p.
- 石原孝二、田島俊之、藤本良伺、深水護「大学での取り組み状況調査」、電気学会 技術者倫理検討委員会「現況調査WG」報告書,2006年4月
- 石原孝二「東アジア現象学サークル第一回会議」『現象学年報』Vol.20、207-212頁、2004年11月
- 『平成14~15年度 文部科学省 科学技術振興調整費 科学技術倫理教育システムの調査研究 報告書』(新田孝彦代表)2004年3月、北海道大学、540p.
- 新田孝彦・石原孝二・蔵田伸雄編集『文部科学省科学技術振興調整費 科学技術倫理教育システムの調査研究 平成15年度ワークショップの記録』2004年3月、北海道大学、300p.
- 石原孝二「環境世界と他者理解」『「環境」・「情報」・「生命」の相互連関をめぐる哲学的基礎研究』(平成10~11年度科学研究費補助金研究成果報告書、研究代表者:坂井昭宏、研究課題番号:10410001)、13-21頁 2000年 3月