東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
ホーム > 教員紹介 > 教員リスト > 村田 純一
村田 純一

村田 純一 むらた じゅんいち

Lebenswelt

科学や技術を含め知識一般を巡る哲学的問題を現象学的観点から考察する。知識を抽象的な理論体系をとしてみるのではなく、知識が社会のなかに生きる具体的な人間の営みのなかでどのように成立し、どのように働いているか、という観点から解明する。知識を「生活世界のなかの知」と見なすと言ってもよい。

具体的には、フッサールやメルロ=ポンティの現象学を基礎にして、知覚論、心の哲学、科学哲学、技術論などさまざまな分野の問題を扱う。

略歴

1948年(昭和23年)10月25日生まれ

(1)学歴

  • 1967年(昭和42年)4月
    東京大学教養学部理科Ⅰ類入学
  • 1970年(昭和45年)4月
    東京大学教養学部教養学科 科学史及び゙科学哲学分科進学
  • 1972年(昭和47年)3月
    東京大学教養学部教養学科 科学史及び゙科学哲学分科卒業
  • 1972年(昭和47年)4月
    東京大学大学院理学系研究科 科学史・科学基礎論修士課程入学
  • 1980年(昭和55年)3月
    東京大学大学院理学系研究科 科学史・科学基礎論博士課程単位取得退学
  • 1977年(昭和52年)10月
    西ドイツ ケルン大学にDAADの奨学生として留学(1979年9月まで)

(2)職歴

  • 1980年(昭和55年)
    東京大学教養学部教養学科ドイツ分科助手(1981年まで)
  • 1981年(昭和56年)
    東洋大学文学部専任講師
  • 1984年(昭和59年)
    東洋大学文学部助教授(1991年3月まで)
  • 1991年(平成3年)
    東京大学教養学部助教授(科学史・科学哲学)
  • 1996年(平成8年)
    東京大学大学院総合文化研究科助教授
  • 1996年(平成8年)
    東京大学大学院総合文化研究科教授
  • 1988年(昭和63年)4月
    西ドイツ・フンボルト財団の奨学生として西ドイツ・ボーフム大学で研究(1989年3月まで)

業績

(1)著書(単著)

  1. 1995年(平成7年)9月 『知覚と生活世界  知の現象学的理論』東京大学出版会 (約300ページ)
  2. 2002年(平成14年)11月 『色彩の哲学』岩波書店 (約273ページ) 
  3. 2006年7月『技術の倫理学』、丸善株式会社(約178ページ) 
  4. 2007年(平成19年) Perception, Technology, and Life-Worlds, UTCP Collection (約225ページ) →ダウンロード
  5. 2007年(平成19年)10月 「『わたし』を探検する」岩波書店(約150ページ)
  6. 2009年(平成21年)7月 『技術の哲学』岩波書店(約212ページ)

(2)研究論文(共著を含む)

  1. 1978年(昭和53年)10月 「科学世界と生活世界-『危機』論稿に見られる現象学的科学論」 『思想』(岩波書店)652号(55-72)
  2. 1981年(昭和56年)3月 「志向性と知覚-現象学的認識論」 東京大学紀要『比較文化研究』19巻(29-149)
  3. 1982年(昭和57年)7月 「他者と表現」 『他者の現象学』北斗出版(119-146)
  4. 1983年(昭和58年)10月 「知識と実践-知覚経験と科学的経験」 『思想』712号(208-232)
  5. 1984年(昭和59年)5月 「イメージの志向性-イメージの心理学とサルトル」 『理想』(理想社)612号(174-194)
  6. 1984年(昭和59年)6月 「知覚、真理、実在性」 『哲学の迷路-大森哲学批判と応答』(産業図書)(69-112)
  7. 1984年(昭和59年)12月 "Wahrnehmung und Lebenswelt" Japanische Beitr ge zur Ph nomenologie(Alber)(273-317)
  8. 1985年(昭和60年)10月 「人称の成立-子供における相互主観性の成立」 新岩波講座『哲学』第4巻(世界と意味)(67-95)
  9. 1987年(昭和62年)4月 「知の構造変換-知のエコロジー?」 『知の理論の現在』世界思想社(261-285)
  10. 1987年(昭和62年)5月 「脳・心・意識」 『哲学』No.37(1-20)
  11. 1987年(昭和62年)10月 「技術と社会-日本の近代化と技術革新」 『近代日本文化の歴史と論理』東洋大学(535-578)
  12. 1987年(昭和62年)12月 "Wissenschaft,Technik,Lebnenswelt" Husserl Studies,Vol.4(193-208)
  13. 1988年(昭和63年)3月 「実在論の新たな根拠?-ギブソンの生態学的実在論を手掛かりとして」 『昭和62年度科学研究費成果報告書-実在論と反実在論』(45-55)
  14. 1988年12月 「技術と経験-現象学的技術論への一試論」 『現象学と解釈学』上(世界書院)(105-141)
  15. 1990年(平成2年)2月 「他者の実在ー実在論擁護の試み」 『言語・科学・人間』(朝倉書店)(189-215)
  16. 1990年3月 「イメージの不確定性」 『現象学年報』第5巻(57-74)
  17. 1991年(平成3年)2月 「色と意識-感覚のトポロジー」 現代哲学の冒険7『場所』(岩波書店)(221-300)
  18. 1991年(平成3年)6月 "The indeterminacy of images" Proceedings of the American/Japanese Phenomenology Conference,Seattle University19.1992年(平成4年)9月 「指示と意味 -志向性の諸形態-」 『情況』1992年9月別冊(194-215)
  19. 1992年(平成4年)10月 "Consciousness and Life-World" Proceedings of the Japanese/American Phenomenology Conference, University of Tokyo(183-193)
  20. 1992年(平成4年)10月 「錯誤行為の意味」 『他者の現象学Ⅱ』(北斗出版)(181-202)
  21. 1993年(平成5年)5月 「形の知覚 ゲシュタルトを巡る心理学と哲学」」 岩波講座『現代思想』第1巻『思想としての20世紀』(岩波書店)(237-287)
  22. 1993年(平成5年)7月 「技術と倫理 生態学的倫理の可能性?」 『プラクシスの現象学』(世界書院)(139-163)
  23. 1993年(平成5年)12月 「現象学の成立 ブレンターノとフッサール」 岩波講座『現代思想』第6巻『現象学運動』(岩波書店)(3-43)
  24. 1994年(平成6年)3月 「アスペクトの知覚  意味とゲシュタルト」 『平成3・4年度科学研究費成果報告書 感性的認識の学としての sthetikの可能性とその系譜』(43-59)
  25. 1994年(平成6年)7月 「技術の哲学」 岩波講座『現代思想』第13巻『テクノロジーの思想』(岩波書店)(3-44)
  26. 1994年(平成6年)8月 "Consciousness and the Mind-Body-problem" in Proceedings of the symposium "Computation, Cognition, and Consciousness" in IIAS in Kyoto
  27. 1994年(平成6年)11月 「意識  その科学と現象学」 岩波講座『現代思想』第10巻『科学論』(岩波書店)(109-138)
  28. 1996年(平成8年)1月 「意識と心身問題」 現象学年報11(155-168)
  29. 1996年(平成8年)7月 「<想像する>ことと<ふりをする>こと」 『平成6・7年度科学研究費成果報告書 想像力、その評価をめぐる比較美学的考察』(53-63)
  30. 1996年(平成8年)9月 Technologie und Lebenswelt 『日独コロキウム・精神科学の意義について』報告書(電子出版:http://www.kclc.or.jp/humboldt
  31. 1997年(平成9年)2月 「アスペクトの知覚――ウィトゲンシュタインの感性論」 『感性論――認識機械論としての美学』岩城見一編(晃洋書房)(29-53)
  32. 1997年(平成9年) "Consciousness and the mind-body problem", Cognition, Computation, Consciousness, M.Ito et al. eds., Oxford University Press, 31-43.
  33. 1997年(平成9年)12月 「言語と思考――動物と子供の心をめぐって」 『福岡行動医学雑誌』第5巻第1号(62-76)
  34. 1998年(平成10年)2月 「わたしをめぐる心の哲学」 新・哲学講義4『「わたし」とは誰か』村田純一編(岩波書店)(1-66)
  35. 1998年(平成10年) "Colors in the life-worl", Continental Philosophy Review 31, 293-305.
  36. 1998年(平成10年) "Technology and Life-Worlds――Towards a Hermeneutics of Technologies", Interkulturelle Philosophie und Phaenomenologie in Japan, Hrsg. von T.Ogawa, M.Lazarin und G.Rappe.indicium, M nchen.153-166
  37. 1999年(平成11年) "The Indeterminacy of Images: An Approach to a Phenomenology of the Imagination",in Phenomenology: Japanese and American Perspectives, ed by Burt Hopkins, Kluwer Academic Publishers.169-183
  38. 1999年(平成11年) 「知識とは何か――知識論の「技術論的転回」へ向けて」 新・哲学講義別巻『哲学に何ができるか』(岩波書店)(79-118)
  39. 1999年(平成11年) 「技術論の帰趨」、『転換期のフィロソフィー』第三巻、(加藤尚武、松山壽一編)、ミネルヴァ書房、(143-162)
  40. 1999年(平成11年) 「自然の数学的理念化――科学/技術と現象学的記述」『科学/技術と人間』10巻、岩波書店(91-133)
  41. 1999年(平成11年) 「解釈とデザイン」、『文化と社会』第一巻、マルジュ社、(154-179)
  42. 2000年9月 「現象学の突破口」,『フッサールを学ぶ人のために』世界思想社、(64-76)
  43. 2001年3月 「知識観の変革ーー「限界」にとどまること」、20世紀の定義、『新コペルニクス的転回』、岩波書店、163-187.
  44. 2001年7月 「技術哲学の展望」、『思想』(No.926)7月号、岩波書店、6-31.
  45. 2001年10月 「色彩の多次元性――ゲーテとウィトゲンシュタイン」、『モルフォロギア』23号、16-32.
  46. 2002年4月 「意識の世界内存在と空間性――フッサール、ハイデガー、ギブソン」、『ハイデガーと認知科学』(門脇俊介、信原幸弘編集)、産業図書、121-148.
  47. 2002年7月 「空間と色彩――生態学的現象学の観点へ向けて」、『媒体性の現象学』(新田義弘他編)、青土社、293-324.
  48. 2002年10月 「技術の哲学」『科学技術社会論研究』1,「科学技術と社会」を考える、97-103.
  49. 2003年1月 "Creativity of Technology: An Origin of Modernity?", in Modernity and Technology, ed.by Thomas Misa, Philip Brey, and Andrew Feenberg, The MIT Press,227-253.
  50. 2003年 "Creativity of Technology and the Modernization Process of Japan", in Science and Other Cultures, Issues in Philosophies of Science and Technology, ed. by Robert Figueros and Sandra Harding, Routledge, 252-265.
  51. 2003年 "Philosophy of Tehcnology, and/or, Redefining philosophy", UTCP Bulletin,Vol. 1., 5-14.
  52. 2003. "Technology and Ethics--Pragmatism and the philosophy of Technology", in Proceedings of the COE Symposium: Pragmatism and the philosophy of Technology, Vol.2, 60-70.
  53. 2005年2月 「色彩の多次元性」『思想』No.970,4-23.
  54. 2005年 "From Challenger to Columbia?What lessons for engineering ethics can we learn from the Report of Columbia Accident Investigation Board?", UTCP Bulletin, Vol.4, 2005.
  55. 2006年 "Space and color, Toward an Ecological Phenomenology", Continental Philosophy Review, Vol. 38, 1-17.
  56. 2006年 "Perception and Action, unity and disunity of perceptual experience". Proceedings of 2nd International Conference, Phenomenology for East-Asian Circle, 122-135, 2006.
  57. 2006年 "Raum und Farbe, Zum Standort einer oekologischen Phaenomenologie", In Leben als Phaenemen, hrg. Von Hans Rainer Sepp und Ichiro Yamaguchi, Koeningshausen and Neumann, Wuerzburg, 2006, 215-230.
  58. 2008年2月 村田純一 「知覚と行為――現象学と脳科学」、『脳科学と哲学の出会い:脳・生命・心』中山剛史・坂上雅道編著、玉川大学出版会、84-100.
  59. 2008年1月 Murata, Junichi, "Creativity of the Historical World? Nishida and the Philosophy of Technology,"東京大学教養学部、哲学科学史部会、哲学・科学史論叢第10号、1-12.
  60. 2008年3月 村田純一、「ブレンターノ」、『哲学の歴史』10巻、野家啓一編集、中央公論新社、 55-99.
  61. 2008年5月 村田純一、「心身問題の現在」、『岩波講座、哲学』05、岩波書店、1-18.
  62. 2008年6月 村田純一、「技術への問い――技術の創造性と日本の近代化」。『岩波講座、哲学』01、岩波書店、73-103

(3)その他(解説論文、事典編纂・執筆、学会発表論文、等)

  1. 1986年(昭和61年)2月 「志向性の諸問題-現象学と分析哲学」 『現象学の展望』(国文社)(465-485)
  2. 1990年(平成2年)2月 「意識の存在-心身問題の一側面」 『創文』307(27-33)
  3. 1994年(平成6年)3月 『現象学事典』(共編、共著 30項目執筆)(弘文堂)
  4. 1994年(平成6年)9月 "Colours in the Life-World" Paper presented at the American-Japanese Phenomenology Conference in Pittsburgh
  5. 1995年(平成7年)3月 「自然と技術」『環境変革におけるポイエーシスの問題』平成5・6年度科学研究費補助金(一般研究B)研究成果報告書(31-39)
  6. 1995年(平成7年)4月 「ポスト・ベ-コンの論理とは?  科学技術の論理」『知の論理』東京大学出版
  7. (238-250)
  8. 1997年(平成9年)9月 解説「色彩について――ウィトゲンシュタインの現象学?」ウィトゲンシュタイン『色彩について』新書館(213-231)
  9. 1998年(平成10年)11月 『ウィトゲンシュタインの知 88』(野家啓一編、新書館)のうち4項目執筆:「『哲学的考察』」「『色彩について』」「アスペクト知覚」「現象学」
  10. 2002年7月 『心理学の哲学』(渡辺恒夫、高橋澪子と共編集)、「概観:歴史的観点から」(21-39)執筆.
  11. 2003年 「心理学における価値の問題――生態学的心理学の歴史的・哲学的背景――」『理論心理学研究』第4巻、第1号、(16-17).
  12. 2008年2月 村田純一、「フロイト流の「意図」と倫理」、フロイト全集月報7(フロイト全集、8巻).岩波書店、11-16.

(4)翻訳

  • B.ワルデンフェルス他『現象学とマルクス主義』Ⅱ共訳(白水社)、1982年
  • 『現象学の展望』新田義弘・村田純一編、国文社、1986年
  • (E・トゥーゲントハット「現象学と言語分析」、J・ヒンティッカ「志向性と内包性――現象学と可能世界意味論」)
  • E.ホーレンシュタイン『認知と言語』共訳(産業図書)、1994年
  • B.ワルデンフルス『行動の空間』共訳(白水社)、1987年
  • E.ホーレンシュタイン 「人間の表象と機械の「表現」」
  • 『情況』1992年9月別冊(216-232)
  • A.グリュンバウム『精神分析の基礎』共訳(産業図書)、1996年(6月)
  • E・リード『魂から心へ』共訳(青土社),2000年9月


(5)学会発表

  • 2001年2月27日28日
    『情報倫理の構築』第2回国際ワークショップFINE2001.「技術と倫理――技術の本性と解釈の柔軟性」リーガロイヤルホテル広島、広島、
  • 2001年7月20日―24日
    "Raum und Farbe", leben als phaenomen, freiburger phaenomenologie im Ost-West dialog, 20.-24. Juli, 2001 in Freiburg i.B.
  • 2001年9月19日
    "Creativity of technology and the modernization process of Japan", West Lake Forum: Culture Study for S&T and Innovation, 19. September, 2001, Hangzou, China
  • 2001年11月23日
    「心理学における価値の問題」理論心理学会,シンポジウム「心理学における価値の問題」、防衛医科大学校
  • 2002年11月3日
    「色彩の多次元性――カッツ、ゲーテ ウィトゲンシュタイン、カンディンスキー」、 東京大学哲学会、シンポジウム、「知覚・記号・作品」招待講演
  • 2003年11月16日
    日本科学哲学会、ワークショップ発表「技術の哲学」、千葉工業大学
  • 21世紀COE国際シンポジウム Pragmatism and the philosophy of technology
  • 2003年12月12日から15日
    東京大学駒場キャンパス Junichi Murata, "Technology and Ethics; pragmatism and the philosophy of technology"
  • 2004年5月24-28日 1st international conference: Phenomenology for East Asian Circle(PEACE) "The multi-dimensionality of colors"
  • 2004年11月6日
    「色彩の多次元性」、三田哲学会、招待講演
  • 2004年11月19日
    「あなたの見る色はほかの人と同じ?」ロレアル・ワークショップ、招待講演
  • 2005年7月20日―22日
    14th Meeting of the Society for Philosophy and Technology, Delft University
  • of Technology. Delft, The Netherlands. 発表 "From Challenger to Columbia: What lessons for engineering ethics can we learn from the Report of the Columbia Accident Investigation Board"
  • 2006年5月22日―26日
    International Conference: Philia and Sophia: Ten Years of Phenomenology inHongKong, The Chinese University in Hong Kong、発表 "Technology and Ethics"
  • 2006年9月22日―25日
    2nd International Conference: Phenomenology for East-Asian Circle(PEACE), What is experience??Perception, Science, and Life-World、発表 'Perception and Action---Unity and disunity of our perceptual experience."
  • 2007年6月1日―2日
    The Seoul Conference of Asian Philosophy in 2007, "Rethinking Philosophy in Asia" Murata, Junichi, "Creativity of the Historical World? Nishida and the Philosophy of Technology"
  • 2007年10月25日
    第6回光環境シンポジウム青木淳と村田純一が語る光と建築
  • 2007年9月20日
    日本心理学会、古崎敬氏と共同討議者 知覚の「哲学」:生態学的現象学に向けて
  • 2007年12月15日
    関東学院 照明の現象学
  • 2008年7月31日―8月5日
    22回世界哲学会議(22nd World Congress of Philosophy), Seoul National University. Society Meeting:
    Junichi Murata, "Technology, Society, and Philosophy ---- What is especially Japanese about the contemporary philosophical situation in Japan?"
  • 2007年12月15日―20日
    OPO3Meeting(International conference of phenomenology), Chinese University of Hong Kong.
    Junichi Murata, "Phenomenology of Illumination, The Ontology of Vision in Merleau Ponty's Eye and Mind" (12月16日)

ダウンロード

Perception, Technology, and Life-Worlds (Collection UTCP 1)

perception_technology_and_l_cover.jpg

   Preface 7, Acknowledgements :Murata000.pdf(PDF/69KB)

< I. Perception, Color, and the Mind-Body Problem >

  1. Consciousness and the Mind-Body Problem : Murata001.pdf(PDF/111KB)
  2. Perception and Action
  3. Colors in the Life-World : Murata003.pdf(PDF/59KB)
  4. Space and Color : Murata004.pdf(PDF/120KB)
  5. The Multi-Dimensionality of Colors : Murata005.pdf(PDF/115KB)
  6. The Indeterminacy of Images : Murata006.pdf(PDF/116KB)
    < II. Technology, Modernity, and Ethics >
  7. Why is Technology a Fundamental Problem of Philosophy? : Murata007.pdf(PDF/84KB)
  8. Technology and Life-Worlds
  9. Creativity of Technology : Murata009.pdf(PDF/167KB)
  10. Pragmatism and the Ethics of Technology : Murata010.pdf(PDF/112KB)
  11. From Challenger to Columbia : Murata011.pdf(PDF/123KB)
    References :
    Murata_reference.pdf(PDF/73KB)

↑このページのトップへ