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講義名 相関基礎科学特殊講義 III
年度 2006
区分 冬学期:集中講義
時間 1月22日(2箸キ4限),23日(2箸キ4限),25日(2箸キ4限),26日(2箸キ5限)
担当 入不二 基義
教室 14-308
詳細

概要:

扱う予定にしているのは
 

  • 「過去・現在・未来という時間における矛盾」の問題(マクタガード問題)
  • 「未来は<ない>とはどのようなことか」
  • 「過去の過去性をどのように考えるべきか」
  • 「運命論(fatalism)」をめぐる問題


である。
どれも広い意味での「時間論」に属するテーマである(「運命論」では、必然性等の様相や排中律が焦点)。またいずれも「形而上学的」「思弁的」なやり方で扱う。

教科書・参考書:
 

  • 入不二基義 著『時間は実在するか』(講談社現代新書)