東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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大学院生の方へ

講義名 科学史IV
年度 2011
区分 夏学期:通常講義
時間 火曜4限
担当 廣野 喜幸
教室 14号館 308室
詳細

講義題目:     
科学と法の相互作用

授業の目標・概要:   
科学技術史や科学技術社会論の研究の蓄積を踏まえた上で、科学と法の相互作用についての分析視角を彫琢する。科学と法における因果関係の特徴、裁判における科学の役割などについて、事例に即しながら検討する。

授業のキーワード:    
科学、法、裁判、因果関係

授業計画:
1 ガイダンス
2 重要文献の紹介および講読文献の決定
3 輪読と討論
以下2~3の繰り返し。
授業の方法:     基本文献を読み、討議を行う。基本文献の読解を、自らの研究につなげてゆく手法を見つける。

成績評価方法:     平常点50%、小レポート50%。

教科書:     特になし。

参考書:     基本的には講義中に指示するが、さしあたり、以下をあげておく。
Jasanoff, Jasanoff, Sheila (1995) Science at the Bar: Law, Science, and Technology in America.
Golan, Tal (2004) Laws of Men and Laws of Nature: The History of Scientific Expert Testimony in England and America.
「小特集=科学と法の接点―法廷における科学」、『科学技術社会論研究』第7巻、2009年。

履修上の注意:     特にない。

関連ホームページ:     http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~chiro/