講義名 | 相関基礎科学特殊講義Ⅳ |
年度 | 2011 |
区分 | 冬学期:通常講義 |
時間 | 木曜2限 |
担当 | 柏端 達也 |
詳細 | 講義題目:合理性・価値・存在 授業の目標・概要: 行為や判断や計画にまつわる合理性の問題領域と、善や価値の存在に関する(形而上学的な)問題の領域は、おそらく結びつけることに意味がある。しかし、両者のあいだの論点の具体的な関連性やテーマの共有化可能性は、かならずしも今日じゅうぶん明確になっているわけではない。この相関基礎科学特殊講義Ⅳでは、それらの両領域に関連すると思われる重要文献のいくつかを取り上げ、それらを購読することによって、二つの問題圏のあいだの有意味な架橋の可能性をさぐりたいと思う。 授業のキーワード:行為、判断と計画、合理性、善と価値、存在論、分析哲学 授業計画: 上記の授業目標に沿ったテキストについて、おおくね毎回決められた担当者が、まとめて報告をした後、討論を行う。初回に近い段階で購読を予定する具体的なテキストのリストを提示する予定。 授業の方法: 参加者の課題としては、おおむね毎回決められた担当者が、上記の授業目標に沿ったテキストについてまとめて報告をした後、討論を行う。 成績評価方法:課題の達成度と授業への貢献度によって評価する。 教科書:必要なテキストはこちらで用意する。 参考書:適宜示唆する。 履修上の注意:とくになし。ただ、哲学的なスタイルの議論に対して多少の馴染みか興味があることが望ましい。 |