講義題目: 医者・患者・社会―医学の歴史の学び方 授業の目標・概要: フーコーや社会史などの影響のもと、1980年代以降の医学史研究は、新しい問題系を開拓してきた。この授業では、近現代の医学の歴史から、新しい医学史研究の基本を理解するのに役立つ研究書・研究論文・資料などの素材を選んでテキストとし、それをアカデミックな英語で表現し、ディスカッションをする訓練をする。 授業のキーワード: 医学、フーコー、バイオパワー、社会史、患者 授業計画: 新しい医学史研究の視点を教えてくれるマテリアルで、学生の関心にあったものを選択して読んでいく。 授業の方法: 学生は、毎回、1000語程度の英語のエッセイを準備する。それを添削・指導し、英語でディスカッションをする。 成績評価方法: 通常点による。 教科書: 初回の授業で話し合う。 参考書: 初回の授業で話し合う。 履修上の注意: 研究書や資料を読み、それに基づいて毎週英語のエッセイを準備し、それに基づいて英語でディスカッションをする、負担が大きい授業である。 関連ホームページ: http://web.hc.keio.ac.jp/~asuzuki/BDMH/home.htm |