講義題目: 応用倫理学演習
授業の目標・概要: (1)応用倫理学が扱う道徳的諸問題を具体的に解決へ導くための思考力と知識を獲得する。 (2)自律的に研究を進め、発表・議論を行い、論理的・実証的な論文作成する表現能力 の育成する。
授業のキーワード: [日本語用] 応用倫理学、生命倫理、医療・看護倫理、工学倫理、環境倫理、科学倫理、ビジネスエシックス、情報倫理、脳神経倫理、哲学、倫理学
授業計画: 演習形式で授業を行います。履修者に自分の関心に合わせた発表をしてもらい、それについて全員でディスカッションする計画にしたいと思います。発表してディスカッションし、それを論文にまとめるという技術を確かに獲得していっていただきます。
授業の方法: 演習形式で授業を行います。『岩波 応用倫理学講義〈1〉~〈7〉』(岩波書店) の中から、各自関心のあるテーマ・問題について自由に発表をしてもらい、それについて全員でディスカッションします。発表の仕方と期末レポートの書き方については、細かく指導し、要約から問題を発見し、それをみんなで議論した後に、レポートとしてまとめる能力をしっかりつけてもらいます。
成績評価方法: 平常点(発表、議論への参加など40点)と期末レポート(60点)
教科書:
参考書: 『岩波 応用倫理学講義〈1〉~〈7〉』岩波書店 奥田太郎『倫理学という構え―応用倫理学原論』ナカニシヤ書店、2012年 J.レイチェルズ『現実をみつめる道徳哲学―安楽死からフェミニズムまで』 晃洋書房、2003年 J.レイチェルズ『倫理学に答えはあるか―ポスト・ヒューマニズムの視点から』世界思想社、2011年 加藤尚武編『応用倫理学事典』 丸善、2007年 これ以外は、講義中に指示する。
履修上の注意: 発表形式の授業ですが、最初からとくに特別の知識はいりません。発表してディスカッションし、それを論文にまとめるという技術をしっかり身につけたい人に向いています。
関連ホームページ: http://tetsuyakono.eco.coocan.jp/ |