詳細 |
講義題目: 通時的合理性
授業の目標・概要: 合理性は、ある時点における「共時的合理性」と、異なる時点にまたがる「通時的合理性」に区別できるが、このうち通時的合理性に焦点を当てて考察する。とくに「先延ばし」という通時的に不合理な現象に注目しながら、通時的合理性のあり方を探る。
授業のキーワード: 先延ばし、意志の弱さ、通時的合理性、人格の同一性、計画、自律性
授業計画: 次の諸テーマについて、それぞれ数回ずつ、授業を行う。 1.先延ばしと意志の弱さ 2.先延ばしと人格の同一性 3.先延ばしと徳 4.先延ばしへの対処 5.先延ばしと法
授業の方法: テキストを読みながら、問題点について深く議論をする。
成績評価方法: レジメの担当および授業時の議論への積極的参加によって評価する。
教科書: C. Andreou and M. D. White, The Thief of Time: Philosophical Essays on Procrastination
参考書: 授業中に随時、指示する。
履修上の注意: 毎回、必ず、授業に出席し、積極的に議論に参加すること。
関連ホームページ:
|