東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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大学院生の方へ

講義名 科学技術思想Ⅰ
年度 2013
区分 冬学期:通常講義
時間 火曜4限
担当 廣野喜幸
教室 14号館308室
詳細

講義題目: 
危機管理としてのインフルエンザ対策:欧米等との比較

授業の目標・概要:  
かつてスペイン・インフルエンザは人口の1~2%を3年間死亡させた。年間死者数は人口1%程度なので、死者数が3割り以上も増加した。新型インフルエンザについても、数十万人規模の死者が予想されており、新型インフルエンザ対策は最重要な危機管理課題の一つである。スペイン・インフルエンザ、アジア・インフルエンザ、香港インフルエンザ時の日本の対策を振り返りつつ、アメリカの政策などを参照しつつ、新型インフルエンザ対策の現状を吟味する。

授業のキーワード:  
[日本語用]
インフルエンザ、政策、ワクチン

[外国語用]
influenza, vaccine, policy

授業計画:  
第1回 ガイダンス
第2~6回 二次史料の読解
第7~11回 一次史料の読解
第12~13回 討論

授業の方法:  
一次史料・二次史料の読解と討論

成績評価方法:  
レポート

教科書: 
特にない

参考書: 
速水融(2006)『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ』藤原書店
クロスビー(2009)『史上最悪のインフルエンザ』みすず書房
ニュースタット&ファインバーグ(2009)『豚インフルエンザ事件と政策決断』時事通信出版局
手塚洋輔(2010)『戦後行政の構造とディレンマ―予防接種行政の変遷』藤原書店

履修上の注意: 


関連ホームページ:


その他: