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講義題目: 危機管理としてのインフルエンザ対策:欧米等との比較
授業の目標・概要: かつてスペイン・インフルエンザは人口の1~2%を3年間死亡させた。年間死者数は人口1%程度なので、死者数が3割り以上も増加した。新型インフルエンザについても、数十万人規模の死者が予想されており、新型インフルエンザ対策は最重要な危機管理課題の一つである。スペイン・インフルエンザ、アジア・インフルエンザ、香港インフルエンザ時の日本の対策を振り返りつつ、アメリカの政策などを参照しつつ、新型インフルエンザ対策の現状を吟味する。
授業のキーワード: [日本語用] インフルエンザ、政策、ワクチン
[外国語用] influenza, vaccine, policy
授業計画: 第1回 ガイダンス 第2~6回 二次史料の読解 第7~11回 一次史料の読解 第12~13回 討論
授業の方法: 一次史料・二次史料の読解と討論
成績評価方法: レポート
教科書: 特にない
参考書: 速水融(2006)『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ』藤原書店 クロスビー(2009)『史上最悪のインフルエンザ』みすず書房 ニュースタット&ファインバーグ(2009)『豚インフルエンザ事件と政策決断』時事通信出版局 手塚洋輔(2010)『戦後行政の構造とディレンマ―予防接種行政の変遷』藤原書店
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