投稿日:2009.11.09
ワークショップ「ロボエシックス-ロボティクスと社会の未来像-」ご案内
ワークショップ「ロボエシックス―ロボティクスと社会の未来像-」
趣旨:
現在、介護や医療現場などにおける応用を目指したロボットの開発が急速に進んでいる。また、IEEE-RAS(電気電子技術者協会、ロボティクス・オートメーション部会)のロボエシックス技術委員会の活動などのように、ロボットの開発や利用に関する倫理(ロボエシックス)への組織的な取り組みも見られるようになってきた。本ワークショップは、ロボット開発に関わる研究者による講演と講演者およびワークショップ参加者による議論を通じて、ロボエシックスに関する議論を日本でさらに展開していくための機会を提供することを目的とするものである。各講演者による話題提供のあと、全体討議において、①ロボティクスと社会の未来像、②ロボエシックス特有の問題、③ロボティクスと社会との関係について議論していくことにしたい。
日時:2009年11月28日(土)13:00~17:30(予定)
会場:東京大学駒場Ⅰキャンパス学際交流ホール(アドミニストレーション棟3階)
(京王井の頭線駒場東大前駅東大口)
プログラム
13:00-13:20 趣旨説明 石原孝二(東京大学)「ロボエシックスと社会」
13:20-13:50 高西淳夫(早稲田大学)「ヒューマノイドロボットと日本人・文化・歴史」
13:50-14:20 柴田崇徳 (内閣府)「セラピー用ロボットの社会システムへの融合」
(休憩)
14:45-15:15 小菅一弘(東北大学)タイトル未定
15:15-15:45 前野隆司(慶応義塾大学)「ヒトとロボットの倫理の未来」
15:45-16:15 石井加代子(大阪大学)「予測しきれない予測に基づいた世の中のロボティクス」
(休憩)
16:30-17:30 全体討議 司会:石原孝二(東京大学)
主催:
平成21~23年度 科学研究費補助金基盤研究(C)「ロボエシックス基礎理論の構築」(研究代表:石原孝二)
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)
組織委員会:石原孝二(東京大学)、高西淳夫(早稲田大学)、Jorge Solis(早稲田大学)、中澤栄輔(東京大学)
連絡先:東京大学大学院総合文化研究科・石原孝二
cishi08<at>mail.ecc.u-tokyo.ac.jp