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お知らせ

投稿日:2010.01.18

第7回こまば脳カフェ 「他人の損失は自分の損失?―共感を支える脳活動―」 開催のお知らせ 2010年1月26日(火)

日時:2010年1月26日(火)18:00-19:30
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階オープンスペース

ゲスト:
福島宏器さん
(慶應義塾大学文学部心理学研究室/日本学術振興会特別研究員(PD))

関連文献:
福島宏器(2009)「他人の損失は自分の損失?――共感の神経的基盤を探る」
開一夫・長谷川寿一(編)『ソーシャルブレインズ――自己と他者を認知する脳』
東京大学出版会、191-213.

ファシリテーター:
筒井晴香さん
(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)

言語: 日本語、入場無料

*事前登録制・参加無料(定員30名)【※席に余裕がある限り、当日参加も受け付けます】
お名前・連絡先・参加人数を明記の上、
東京大学こまば脳カフェ実行委員会 cafe@utcp.c.u-tokyo.ac.jp (担当: 中尾)まで、ご連絡ください。

「脳カフェ」とは?
今日、「脳」に対する社会の関心はますます増しています。一方、脳科学は発展途上にあり、複雑な脳の働きはまだまだ解明段階です。私たちは脳をどこまで理解することができるのでしょうか。また、脳科学に何を期待することができるのでしょうか。このたび、脳に関心を持つ人々が集い、自由に語り合うことのできる場を目指し、「脳カフェ」を開催いたします。定期的に開催し、尽きない話題を語っていく予定です。ぜひお気軽にご参加ください。

今回のテーマ:
今回のゲストである福島さんは、私たちが他者に対して抱く「共感」を支える脳活動について研究されています。よく「他人の経験を我が事のように感じる」と言いますが、そんな時、私たちの脳内では何が起こっているのでしょう。また他者への共感は、人によって、あるいは状況によってどう変化するのでしょう。他者との関係をむすぶ鍵となる「共感」について、脳科学の研究から何が見えてくるのか――ともに考え、語り合ってみませんか?

主催:
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」
東京大学科学史・科学哲学研究室

連絡先:
東京大学こまば脳カフェ実行委員会
cafe@utcp.c.u-tokyo.ac.jp
ウェブサイト
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/01/komaba_brain_cafe_7/