世紀転換期の日本の科学技術の過去と現在を科学史的に理解するための講義を行う。さまざまな科学の概念、西洋科学の略史、近代技術の特性、近代東アジアの科学思想、科学の認識論的議論、現代技術をめぐる諸問題、(とくに原子力テクノロジー)などのトピックについて多様な学説を紹介しながら、議論を展開してゆく。参考文献として、佐々木力著『科学論入門』(岩波新書、1996年)、『科学技術と現代政治』(ちくま書房、2000年)を指定する。
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