科学哲学入門。戸田山和久『科学哲学の冒険』(NHKブックス、1120円)を教科書として用いる。本書の目次は次のとおり。 I 科学哲学をはじめよう/第1章 科学哲学って何? それは何のためにあるの?/第2章 まずは、科学の方法について考えてみよう/第3章 ヒュームの呪い/第4章 科学的説明って何をすること? II 「電子は実在する」って言うのがこんなにも難しいとは/第5章 強敵登場! --反実在論と社会構成主義/第6章 科学的実在論 vs. 反実在論/ III それでも科学は実在を捉えている/第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう/第8章 そもそも科学理論って何なのさ/第9章 自然主義の方へ