講義名 | 科学史演習 I |
年度 | 2005 |
区分 | 冬学期:通常講義 |
担当 | 佐々木 力 |
教室 | 1103 |
詳細 | 冬学期の授業は、ライプニッツの数学思想を取り上げ、昨年の J.Vrinから公刊されたG.W.Leibniz, " De quadratura arithmetica circuli ellipseos et hyperbolae" のラテン語テキストを読み進める予定です。ラテン語未習の学徒にとって幸いなことに、フランス語訳がついています。この中で、ライプニッツは四分円の求積問題を追究し、いわゆるπ/4公式を導出するなどの著しい結果を得ております。ライプニッツの数学的著作の最高傑作ということができるでしょう。ラテン語未習でも結構です。ラテン語の初歩から学ぶつもりで、あるいは、数学史入門のつもりでも構いません。過度のノルマは課しませんので、ぜひご出席ください。西欧古典語でのテキスト読解を目指す後期課程学生を主たる対象とします。意欲さえあれば、授業に十分貢献できると考えます。 |