講義名 | 科学哲学概論 |
年度 | 2008 |
区分 | 冬学期:通常講義 |
担当 | 村田 純一 |
教室 | 13-1341 |
詳細 | 科学の営みの中心のひとつはさまざまな自然現象を理論をもちいて説明し、理解可能にすることにある。それでは科学による説明はどのような特徴を持っ ているのだろうか。科学的説明に関しては、ヘンペルやポパーによる法則命題からの演繹というモデルがよく知られている。しかし同時にこのモデルには致命的 な欠陥が含まれていることもまたよく知られている。この授業では、こうした説明をめぐる問題を取り上げて、科学とは何かについて考える。 科学的説明に関して述べられているヘンペルなどの論文を毎回取り上げながら、講義と出席者との質疑とのふたつの要素を組み合わせて行う予定。 Philosophy of Science, Contemporary Readings, eds. by Yuri Balashov and Alex Rosenberg, Routledge, 2002. |