東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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3,4年生の方へ

講義名 科学史I
年度 2009
区分 冬学期:通常講義
担当 佐々木 力
詳細

数学史

授業の目標・概要:
数学史の通史をルネサンスから、20世紀まで講義する。

授業のキーワード:
17世紀の科学革命と数学、18世紀の数学、第二の科学革命と解析革命、東アジアにおける西欧数学の受容、20世紀数学思想、数学文化の未来

授業計画:
イタリア・ルネサンスで復興した古代ギリシャの数学が、17世紀に革命を迎え、18世紀のオイラーやラグランジュによって発酵した経緯を講じたあと、フランス革命とともに飛躍した近代数学がいかに、中国、日本で受容されたかを解説する。最後に、20世紀数学思想について概観する。

授業の方法:
講義形式による。

成績評価方法:
学期末に筆記試験を行なう。

教科書:
佐々木 力『数学史入門』ちくま学芸文庫、2005年を使用する。

参考書:
講義中に適宜、指定する。

履修上の注意:
講義に出席し、ノートをとる。