数学史
授業の目標・概要: 数学史の通史をルネサンスから、20世紀まで講義する。
授業のキーワード: 17世紀の科学革命と数学、18世紀の数学、第二の科学革命と解析革命、東アジアにおける西欧数学の受容、20世紀数学思想、数学文化の未来
授業計画: イタリア・ルネサンスで復興した古代ギリシャの数学が、17世紀に革命を迎え、18世紀のオイラーやラグランジュによって発酵した経緯を講じたあと、フランス革命とともに飛躍した近代数学がいかに、中国、日本で受容されたかを解説する。最後に、20世紀数学思想について概観する。
授業の方法: 講義形式による。
成績評価方法: 学期末に筆記試験を行なう。
教科書: 佐々木 力『数学史入門』ちくま学芸文庫、2005年を使用する。
参考書: 講義中に適宜、指定する。
履修上の注意: 講義に出席し、ノートをとる。 |