東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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3,4年生の方へ

講義名 科学史特論II
年度 2010
区分 夏学期:通常講義
担当 古川 安
教室 14-308
詳細

講義題目:     日本化学史
授業の目標・概要:
    日本化学史を主テーマとする。明治時代から昭和時代までの日本の化学の歴史について、一次資料および二次資料となる論文や著書(日本語および英語)を読んで学ぶ(昨年度と同テーマだが、使用する資料は異なる)。 近代化学の導入、大学における化学教育・研究の実態、影響を与えた欧米の大学・工科大学、研究機関や産業との関わり、戦争のインパクト、環境問題、化学者の評伝など、多様な側面を考察する。

授業のキーワード:     化学史、化学工業史、化学者、日本

授業計画:     初回のガイダンス時に詳しい授業の日程表を配布し、分担を決める。2回目から、毎回1−2点の文献を輪読する。

授業の方法:     ゼミ形式で行う。論文や著書を輪読し、ディスカッションを行う。

成績評価方法:     平常点(出席、発表、討論参加)

教科書: 授業中に指示する。
参考書: 授業中に指示する。

履修上の注意:化学についての深い予備知識はとくに必要としない。