東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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3,4年生の方へ

講義名 科学哲学演習IV
年度 2010
区分 冬学期:通常講義
担当 石原 孝二
詳細

講義題目:     現象学と心の哲学-認知科学・脳科学と現象学-

授業の目標・概要:
    認知科学や脳科学に対して現象学的な「心の哲学」がどのように貢献できるのか(あるいはできないのか)、また、認知科学・脳科学との交錯により、現象学的なアプローチがどのように発展しうるのかについて検討する。

授業のキーワード:
    現象学、心の哲学、認知科学、脳科学

授業計画:
    S. Gallagher and D. Zahavi, The Phenomenological Mind. An Introduction to Philosophy of Mind and Cognitive Science, 2008.(邦訳が出版される予定)など、現象学と認知科学(脳科学)・心理学の関係に関する英語文献(および邦語文献)を中心に読んでいく。参加者に担当箇所を割り振り、レジュメをもとに発表してもらうという仕方で授業を進める。発表については、授業に関連があるテーマについて自由にまとめるというやり方でもよい。

成績評価方法:    平常点(発表を含む)とレポートによる。

教科書:  開講時に指示する。
参考書:  随時指示する。