東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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3,4年生の方へ

講義名 科学史概論Ⅱ
年度 2010
区分 夏学期:通常講義
担当 橋本 毅彦
教室 1233
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講義題目:     科学技術史入門

授業の目標・概要:
  科学史を研究する歴史家はどのようなことを問題にしてきたのか。近代以降の科学史・技術史に関する研究論文などの文献を読み、科学史技術史上のトピックをより深く検討することで、科学史の見方、分析の際の概念、調査研究の仕方などの初歩を学んでいく。

授業のキーワード:  科学史、技術史、科学の社会史

授業計画: 
  近代以降、現代に至るまでの科学史・技術史上の主要なトピック(科学革命、古典物理学の発展、現代物理学の誕生、科学と産業、科学と大学教育、科学と軍事など)を取り上げ、論文・伝記・原論文などを読んでいく。

授業の方法:
  歴史上の各トピックについて、歴史的内容と研究の問題視角について解説講義するとともに、関連文献の発表を課す。それとともに、文献の探し方、論文の書き方などについても学んでいく。

成績評価方法:  授業への参加による平常点と、学期末提出のレポート。

参考書:     古川安 『科学の社会史』 南窓社

履修上の注意: 前学期の科学史概論Iを受講していることが望ましい。