講義題目: 科学技術史入門
授業の目標・概要: 科学史を研究する歴史家はどのようなことを問題にしてきたのか。近代以降の科学史・技術史に関する研究論文などの文献を読み、科学史技術史上のトピックをより深く検討することで、科学史の見方、分析の際の概念、調査研究の仕方などの初歩を学んでいく。
授業のキーワード: 科学史、技術史、科学の社会史
授業計画: 近代以降、現代に至るまでの科学史・技術史上の主要なトピック(科学革命、古典物理学の発展、現代物理学の誕生、科学と産業、科学と大学教育、科学と軍事など)を取り上げ、論文・伝記・原論文などを読んでいく。
授業の方法: 歴史上の各トピックについて、歴史的内容と研究の問題視角について解説講義するとともに、関連文献の発表を課す。それとともに、文献の探し方、論文の書き方などについても学んでいく。
成績評価方法: 授業への参加による平常点と、学期末提出のレポート。
参考書: 古川安 『科学の社会史』 南窓社
履修上の注意: 前学期の科学史概論Iを受講していることが望ましい。 |