講義題目: マートン派科学社会学再訪 授業の目標・概要: マートンにはじまる一群の社会学者はいわゆる科学者集団の社会学において多くの事柄を解明した。その後、科学知識の社会学(SSK)に登場し、多くの研究者がSSK的なテーマに移行していったが、必ずしもマートン派の業績を十分消化吸収したとは言えないように思う。本講義ではマートン派の業績を輪読し再吟味することを目指す。
授業のキーワード: マートン、科学社会学、エートス、科学者集団
授業計画: 1 ガイダンス 2 科学社会学概観 3 マートン派科学社会学 4 マートン派科学社会学の重要文献購読 4 マートン派科学社会学の意義についえの討論
授業の方法: 講義、重要文献の購読、議論
成績評価方法: 出席点(輪読の担当および各回の討議)およびレポート
教科書: 教科書は指定しない。
参考書: マートン『社会理論と社会構造』 ベンーデービット『科学の社会学』 倉橋重史『科学社会学』
履修上の注意: マートン派の蓄積は必ずしも十分邦訳あるいは紹介されなかった憾みがある。場合によっては、重要文献を英語で輪読することも考えている。
関連ホームページ: http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~chiro/ E-mail Address chiro<at>mail.ecc.u-tokyo.ac.jp |