講義題目:
授業の目標・概要: この授業では、18世紀から20世紀後半までの主な生物学的概念や技術発展を題材に、広く科学と社会に対する歴史的視座を養うことを大きな目標とする。科学は私たちの世界観をどのように形成するのか、また私たちの価値観は科学にどのような影響を及ぼすのか。科学の発展は政治・経済・社会とどのような関係にあるのか。科学者は社会の中でどのような役割を果たしてきたのか。学期を通して「科学と社会」に関わる様々な問いについて考察する。なお、この授業では研究に必要な基礎能力(特にライティング)を養うことも主眼の一つである。
授業のキーワード: 科学技術史、生物学史
授業計画: 1 啓蒙思想、前成説・後成説 2 新たな歴史性の発見 3 ダーウィンの種の起原 4 19世紀までの遺伝概念 5 メンデル法則の「再発見」 6 ショウジョウバエと遺伝学 7 優生学(欧米と日本) 8 ルイセンコ論争 9 原子力と生物学 10 遺伝子組換え技術、アシロマ会議
授業の方法: 講義、ディスカッション
成績評価方法: ライティング課題、リーディング課題、ディスカッションへの参加
教科書: 初回授業で配布されるシラバスにて指定
参考書:
履修上の注意: 履修条件は特になし(理系・文系を問わない)
関連ホームページ:
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