講義題目: 第二次世界大戦以降の科学技術史と政治
授業の目標・概要: 第二次世界大戦以降の科学技術と政治との関わりの変遷について検討する。まず戦後科学技術の概史を押さえたうえで、コンピュータ、宇宙開発、原子力等、各分野の歴史を題材に、どのような政治環境の中で戦後の科学技術が形作られ、科学技術自体の性格や構造が時代によってどのように変化してきたかについて考察する。特に、技術システムの形態に政治的影響が及ぶプロセスに着目しつつ、70年間を通してみたときの科学技術と政治との関係のマクロな変容について議論する。
授業のキーワード: [日本語用] 冷戦、ポスト冷戦、デタント、グローバル化、国防総省、NASA、コンピュータ、インターネット、スプートニク、アポロ計画、国際宇宙ステーション、新幹線、国鉄、原子力、システム、システム工学、標準化、科学技術政策、政府 [外国語用]
授業計画: 1.オリエンテーション 2.~4.戦後科学技術と政治の概観 5.~7.情報技術 8.~10.宇宙技術 11.~12.原子力 13.まとめ
授業の方法: 講義と演習の二本立てによる。
成績評価方法: 受講人数にもよるが、学期末のレポート(60%)および授業での賛歌状況(40%)を予定している。
教科書:
参考書: 中山茂『科学技術の国際競争力』 M.キャンベル-ケリー/W.アスプレイ『コンピューター200年史』 佐藤靖『NASA』 山崎正勝・日野川静枝編著『原爆はこうして開発された』
履修上の注意:
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その他:
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