講義名 | 応用倫理学演習II |
年度 | 2016 |
区分 | 夏学期:通常講義 |
担当 | 信原 幸弘 |
教室 | 8-322 |
詳細 | 講義題目: 徳倫理学の現代的意義 授業の目標・概要: 徳倫理学は、義務論と功利主義に比べて、一時期、あまり重視されなかったように思われるが、最近では、その意義が大きく見直されてきている。徳倫理学とは何か、それが最近見直されてきたのはなぜかということについて考察する。 授業のキーワード: [日本語用] 徳倫理、道徳哲学、生命倫理、環境倫理、ビジネス倫理、状況主義 [外国語用] 授業計画: 次のテーマについて考察する。 1、徳倫理学の歴史 2、現代の徳倫理学 3、生命倫理学、環境倫理学、ビジネス倫理への徳倫理学の展開 4、徳への状況主義からの批判 授業の方法: ダニエル・C・ラッセル『徳倫理学』をテキストとし、毎回、一つの章を読み、その内容を理解するとともに、中心的な問題について、議論を行う。 成績評価方法: レポート 教科書: ダニエル・C・ラッセル『徳倫理学』立花幸司監訳、春秋社、2015年 参考書: 加藤尚武・児玉聡(編・監訳)『徳倫理学基本論文集』勁草書房、2015年 履修上の注意: 毎回、テキストをあらかじめ読んでくると共に、積極的に議論に参加することが望まれる。 関連ホームページ: その他: |