講義名 | 科学哲学演習VI |
年度 | 2016 |
区分 | 冬学期:通常講義 |
担当 | 信原 幸弘 |
教室 | 11-1109 |
詳細 | 講義題目: 精神医学の科学哲学 授業の目標・概要: 精神医学について科学哲学的な考察を行う。すなわち、精神疾患の本性、精神医学における説明、精神医学における異なる理論間の関係、精神医学における価値と利害関心について、科学哲学の基本的な概念を援用しつつ考察を行う。 授業のキーワード: [日本語用] 精神疾患の実在性、自然種、説明、理論、価値 [外国語用] 授業計画: 次のテーマについて順次、考察する。 1、精神疾患の本性 2、精神医学における説明 3、精神医学におけるパラダイム論 4、精神医学における還元主義 5、価値と利害関心 授業の方法: レイチェル・クーパー『精神医学の科学哲学』をテキストとして、順次、読みながら、その内容を理解するとともに、中心的な問題について議論する。 成績評価方法: レポート 教科書: レイチェル・クーパー『精神医学の科学哲学』伊勢田哲治・村井俊哉監訳、名古屋大学出版会、2015年 参考書: 履修上の注意: テキストをあらかじめ読んできて、議論に積極的に参加することが望まれる。 関連ホームページ: その他: |