東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室

学生紹介:大学院

名前:

柴田 和宏

  しばた かずひろ
所属: 博士課程3年
研究分野: ヨーロッパ初期近代科学史

16–17世紀西欧の科学史を専門にしています。物質と生命をめぐる問題に興味を持っています。
現在はフランシス・ベイコン(Francis Bacon, 1561–1626年)の自然哲学の形成過程を探究しています。

*学位論文
修士論文 「フランシス・ベイコンの物質理論」(2010年度)

*論文
柴田和宏「フランシス・ベイコンの初期手稿にみる生と死の概念」、ヒロ・ヒライ、小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー」(中央公論新社、2014年)、305–329頁。
柴田和宏「フランシス・ベイコンにおける濃と希:物質理論,精気,自然の支配」『科学史研究』第50巻(2011年)25–30ページ.
柴田和宏「学問はいかにあるべきか?:フランシス・ベーコンの宗教的学問観」『哲学・科学史論叢』第12号(2010年)173–196ページ.

*翻訳
柴田和宏,坂本邦暢「フランシス・ベーコン『古人の知恵について』抄訳」『科学史・科学哲学』第23号(2010年)83–94ページ.

詳しい経歴や業績等はリサーチマップに掲載しています。researchmap: http://researchmap.jp/kazuhiro_shibata/