講義名 | 科学技術基礎論 II |
年度 | 2006 |
区分 | 夏学期:通常講義 |
時間 | 木曜4限 |
担当 | 信原 幸弘 |
教室 | 14-70 |
詳細 | 志向性や規範を自然化しようとする場合、目的論的機能という概念がその中心的な役割を果たすことが多い。しかし、そもそも目的論的機能とはどのようなもの であろうか。また、目的論的機能それ自体が自然主義的な観点から言って問題があるのではなかろうか。目的論的機能をめぐる諸問題を考察しながら、規範の自 然化について考察する。具体的には、A. Ariew, R. Cummins, and M. Perlman, Functions: New Essays in the Philogophy and Biology, Oxford University press, 2002からいくつかの論文を選んで読む。
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