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講義の狙い
現象学の基本問題;フッサールとハイデガー
概要:
授業の進行は出席者の関心によって変わってくるので以下のものは暫定的なものである。 - フッサールがハイデガーとともに書こうとした原稿『ブリタニカ草稿』のふたつのバージョンを読んで、フッサールとハイデガーの現象学的哲学に関する理解の違いを検討する。
- D. FøllesdalやH. Dreyfusなど分析系の哲学者による論文を読みながら二人の哲学者の現象学の関係についてさらに広い視点から考える。
前半はドイツ語の文献、後半は英語の文献を読むことになる。
教科書・参考書:
Edmund Husserl, Phaenomenologische Psychologie, Husserliana Bd. 9, Martinus Nijhoff, 1968.(『ブリタニカ草稿』谷徹訳、ちくま文庫)ほか。
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