科学技術リテラシー実験実習I(夏学期、月6)※科学技術インタープリター養成プログラムの授業 講義題目:市民参加型テクノロジーアセスメント実習 授業の目標・概要: 1970年代から欧米で手法の開発が進んできた市民参加型テクノロジーアセスメントは、日本では、1990年代以降実験的に導入されてきた。2006-7年には、北海道で遺伝子組換え作物に関するコンセンサス会議が行われるなど、行政の意志決定システムプロセスへの利用の検討も行われつつある。この授業では、参加型テクノロジーアセスメントを実施するのに必要な事柄について学ぶとともに、日本での実践例を踏まえながら、実際の設計・運営における注意点について学ぶ。授業後半では、実際にテーマを選定し、市民参加型テクノロジーアセスメントの設計を行い、また、可能であれば実際にイベントを行うことを考えている。実際にイベントを行うかどうか、どのような形態で行うのかは、履修者の状況を考慮しながら決定していくことにしたい。 授業のキーワード:市民参加、テクノロジーアセスメント、リスク評価 授業計画 1 イントロダクション 2~3 アセスメントの(仮)トピックの選定、暫定的計画の策定 4 市民参加型テクノロジーアセスメントの実践例1 (ゲスト講師による講演+ディスカッション) 5 市民参加型テクノロジーアセスメントの実践例2 (ゲスト講師による講演+ディスカッション) 6 市民参加型テクノロジーアセスメントの実践例3 (ゲスト講師による講演+ディスカッション) 7~8 実施計画の再検討 9 市民参加型テクノロジーアセスメント設計における留意点 (ゲスト講師による講演+ディスカッション) 10 計画の再検討、修正 11~12 計画の完成(もしくは計画の実施) |