講義題目:
科学史的アプローチ
授業の目標・概要:
もとより、科学史研究を進めるにあたっては、科学史的アプローチに習熟しなければならない。本講義では、抽象的にアプローチ方法を講じるのではなく、具体的対象に即して、研究の仕方に習熟してもらうことを目指す。具体的対象としては、以下のいずれかから選ぶ。(1)科学研究の進展と科学教育・理科教育のダイナミクス、(2)身体観の歴史、(3)科学政策史、(4)その他。どれにするかは初回講義の参加者と討議した上で決定する。研究において特に重要なのは問題設定である。シャープな問題設定ができるようになることを目指す。
授業のキーワード:
科学史、アプローチ、史料、科学教育、理科教育、身体観、科学政策、問題設定
授業計画:
1 ガイダンス 2 概論および担当決定 3 二次文献の読解 4 一次史料の検討 5 問題設定の仕方 6 討論
授業の方法:
二次文献の読解にある程度の時間を割く。
成績評価方法:
(1)平常点=課題遂行(50%)+(2)課題設定(50%)
教科書:
特にありません。
参考書:
特にありません。
履修上の注意:
特にありません。
関連ホームページ:
http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~chiro/ |