講義題目: 知識の一形態としての科学:その歴史と他領域への影響
授業の目標・概要: 科学は学問の一種であり、したがって知識の一形態である。現在では「科学」という語の使用のされ方は多様であり、それに従う限りこの語で何が意味されるのかは明らかではなくなるが、歴史を辿りながら、何が科学として受け継がれ、何が捨てられてきたかを検討することにより、科学の知識としての特質を明らかにすることは或る程度可能になる。本講では、とくに他領域との比較を念頭におきながら科学の歴史を辿ることで、科学とは何であるかを議論することとしたい。
授業のキーワード: [日本語用] 実験、精神科学、文化科学、人間科学
[外国語用]
授業計画: 序論:1回 科学の歴史とその特質:2~3回 科学となった領域とならなかった領域:2~3回 科学論の展開:2~3回 参加者による発表:2~3回
授業の方法: 参考文献を配布し、その知識を前提として解説を行う。内容が多様であるため、一方的な講義ではなく、参加者との議論とともに検討を進めていく。参加者による発表も予定している。
成績評価方法: 発表、またはレポート。
教科書: とくにない。
参考書: 講義中に紹介する。
履修上の注意: 不明な事項については遠慮なく質問すること。こちらからもいろいろお伺いする。
関連ホームページ: http://hps.c.u-tokyo.ac.jp/staff/_data/okamoto_takuji/index.php
その他:
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