タイトル: | 『科学史・科学哲学』No.14 |
著者情報: | 野矢茂樹、小林傳司、川田勝、篠田真理子、加藤茂生、金杉武司、法野谷俊哉、坂野徹、金森修、坂元ひろ子、岡本拓司、染谷昌義、高橋秀裕、林知宏、東慎一郎、中村征樹、柿原泰、村上祐子、家田貴子、信原幸弘 |
目次:
大森荘蔵先生追悼
- 野矢茂樹「回想」
村上陽一郎先生退官
- 小林傳司「大学改革」に巻き込まれて ―村上陽一郎先生を送る―」
特集一 消滅の科学史・消滅の科学哲学
- 川田勝「「科学と宗教の対立」の消滅」 篠田真理子「<フンボルティアン・サイエンス>の終焉をめぐって―「地球を把握する科学」という理想―」
- 加藤茂生「植民地における科学技術の歴史叙述について」
- 金杉武司「質と心身問題 ―「感覚質の消去」は何を消去したのか?―」
- 法野谷俊哉「種の限界と死という悪」
特集二 人類学の政治学特集
- 坂野徹「人類学者と近代日本 ―回顧と展望:近代日本人類学史―」
- 金森修「知識政治学による人類学の再分節化に向けて」
- 坂元ひろ子「書評:フランク・ディケター『性・文化・モダニティ』」
論文
- 岡本拓司「1995年の電気事業法改正の背景―電力需要・電力供給の問題点とその打開策―」
- 染谷昌義「色の現象学―WHILHELM SCHAPPの『知覚の現象学のために』研究―」
- 高橋秀裕「ニュートンの数学思想 ―流率論の形成を中心に―」
- 林知宏「ライプニッツの数学思想形成における無限小概念」
IDOLA PICTURES
- 東慎一郎「数学的自然科学の哲学的基礎づけをめぐって―アリストテレス、トマス、デカルト―」
- 中村征樹「技術的実践の政治学にむけて―革命期フランスの技師と画法幾何学―」
- 柿原泰「「通史」というアポリア―テッサ・モーリス=鈴木の日本技術史を読む―」
- 村上祐子「論理学教育:インディアナ大学の場合」
- 家田貴子「イギリスの科学社会学における理論と実証―SPRUでの留学経験から―」
- 信原幸弘「書評:アンディ・クラーク『認知の微視的構造』」