| 講義名 | 科学史II |
| 年度 | 2000 |
| 区分 | 夏学期:通常講義 |
| 担当 | 岡本 拓司 |
| 教室 | 1224 |
| 詳細 | 開国以来、日本はそれまでになかった規模で海外との通商を開始した。時代ごとに、日本が何を輸出することができ、何を輸入しなければならなかったかを、注意しながら見ていくと、日本の産業の国際競争力の推移を観察することができる。或る製品の国際競争力を決定する要素としては、労働力の値段、為替レートなどが挙げられるが、その国の技術(時には科学)の水準も大きな役割を果たす。本講では、主として戦前期の日本の対外貿易の推移を見ながら、日本の技術(科学)の水準の変化を国際比較のなかで評価していくことを目指す。 |
