講義名 | 科学哲学演習 I |
年度 | 2007 |
区分 | 冬学期:通常講義 |
担当 | 信原 幸弘 |
教室 | 14-708 |
詳細 | 脳科学の哲学と倫理について考える。近年の脳科学の発達は、スマートドラッグの開発や、脳画像による嘘発見、購買傾向の予想など、実用的利用を可能にする 段階に達しつつあり、それによって多くの深刻な倫理的問題を早晩、提起することが予想される。このような時期にあって、脳科学の本性や、それがもたらす可 能性のある倫理的問題や人間観の転換を科学哲学的な観点から深く考察しておくことは、十分意義あることであろう。脳科学の哲学と倫理に関する英語の代表的 な論文を読みながら、考察を深めていく。
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