東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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3,4年生の方へ

講義名 技術論 I
年度 2007
区分 夏学期:通常講義
担当 岡本 拓司
教室 1233
詳細

技術をめぐる問題を扱った研究のうち、なるべく新しいものを数多く読み、自分の研究において技術を扱う際に必要となる基礎知識を培うことを目的とする。具体的には以下のような切り口から検討を行うが、参加者の関心にあわせて取り上げる材料は調整する。
科学と技術の関わり:科学と技術の相違、両者の相互依存など。
安全と安心に関わる技術:大事故が発生する経緯を追跡した研究や報告を読み、技術の段階では安全性の確保についてどのような配慮がなされているかを検討する。
個別分野における歴史的展開:土木・農業など古代から存在する分野と、電気・化学など近代以降に発生した領域との相違など。

  • 教科書及び参考文献:最初の数回のうちに相談して決める。
  • 成績評価方法:平常点と出席による。