講義名 | 科学哲学 II |
年度 | 2008 |
区分 | 夏学期:通常講義 |
担当 | 村田 純一 |
教室 | 1107 |
詳細 | わたしたちは自分で行っている行動の多くは「自由」になされていると考えている。たとえば、今度の学期にこの授業を履修するかどうかは、自分の自由な選択にゆだねられていると考えている。他方で、わたしたちの行動はそれが自然現象である限り、法則によって決定されているとみなすこともできる。こうした点で、自由意志と自然科学の世界像とは簡単に両立可能ではないようにも思われる。こうした自由と決定論をめぐる問題の構造を理解することを授業では目指す。 |