東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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3,4年生の方へ

講義名 科学社会学 II
年度 2008
区分 夏学期:通常講義
担当 岡本 拓司
教室 8-208
詳細

「科学技術が高度に発展した現代社会」に固有であると考えられている問題は多い。しかし、より詳細にそれらを検討してみると、科学技術に由来しているとはいえず、また現代社会特有であるわけでもないことがある。本講では、参加者一人一人に、科学技術が関わると考えられている具体的な問題を提示していただき、それらがどのような要因によって構成されているかを参加者全員で考察することによって、社会における科学技術の機能、科学技術の知識としての特質などについて考察を深めることを目的とする。

参考書:ジェームズ・R・チャイルズ『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか』(草思社、2006年)

評価方法:講義中の発表(70%)、その他の講義への貢献度(30%)