戦前期日本の軍事技術
戊辰戦争前後から第二次世界大戦に至るまでの日本の軍事技術の変遷を、特徴的な事例を中心にして議論する。軍事という国際競争の場を例にとりあげ、技術や科学が果たす役割や、技術という側面からこの競争で日本が戦うことを支えた人々の動向を考察することが目的である。
戦前期日本の軍事技術の変遷を中心に議論を行うが、これとともに、軍事技術を支えた産業技術や科学研究の動向、および軍事と教育・学問のかかわりについても検討を加える。必要に応じて、具体的な戦闘に即して兵器の効力を論ずる。特に中心的に取り上げたい課題は以下の通り。 1.小火器の変遷 2.機関銃の変遷 3.大砲 4.無線電信 5.火薬 6.信管
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