東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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3,4年生の方へ

講義名 科学史概論II
年度 2009
区分 夏学期:通常講義
担当 岡本 拓司
詳細


 科学史・技術史およびこれらの関連分野での研究を志し、これらの分野の題材で卒業論文を書こうと考えている人々に向けて、論文の書き方、情報収集の方法、情報の種別の判断方法、研究課題の確立の方法などが身につく講義・演習を行う。

 以下の事項を扱う。 
1.レポート・論文の書き方全般について 
2.資料とは何か、資料の種類と使い方 
3.科学史・技術史およびこれらの関連分野に特徴的な課題とは何か 
4.議論を組み立てるためにはどうすればよいか 
5.さらに発展的な課題 
 科学史・技術史および歴史学全般の研究の中から、具体例を取り出して議論することにしたい。

 導入部では講義を行う。参加者が一通りの知識を得たところで、各人が課題を設定し、それを材料にして具体的に研究を進めるようにする。各人の研究は、進捗具合に応じて、発表・レポートなどの形態にまとめてもらう。また、各人が発表する内容について、参加者全員が議論を行う場も設ける。