東京大学科学史・科学哲学研究室 東京大学科学史・科学哲学研究室
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3,4年生の方へ

講義名 科学哲学概論Ⅰ
年度 2009
区分 冬学期:通常講義
担当 石原 孝二
教室 1341
詳細

授業の目標・概要: 科学哲学および科学技術哲学について概説する。科学的説明とは何か、科学と疑似科学の境目はどこにあるのか、科学と社会との関係をどのように捉えるべきかなどについて説明していく。
授業のキーワード:科学革命、実在論と反実在論、社会構築主義、疑似科学、科学的合理性と社会的合理性、科学技術のリスク
授業計画:科学的推論と科学的説明、科学革命、実在論と反実在論、社会構築主義、科学と疑似科学の境界、科学的合理性と社会的合理性、科学技術のリスク概念など、科学哲学および科学技術哲学に関する基本的な事項について説明する。
また、これらの理論が具体的な問題にどのように適用できるのかについても考える。具体的な事例としては、地球温暖化、遺伝子組換え作物のリスク評価、臨床心理学および脳科学における科学と疑似科学などを予定している。
成績評価方法: 出席状況およびレポートによる。