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読書案内

推薦者

今井 知正

3,4年生向け

  • プラトン『国家』(藤沢令夫訳、岩波文庫)
    中期プラトン哲学の全体とその科学観・教育観を教える大著。
  • アリストテレス『自然学』(出隆・岩崎允胤訳「アリストテレス全集3」岩波書店)
    哲学史上、最初の科学基礎論の書。
  • フレーゲ「意義と意味について」(土屋俊訳『現代哲学基本論文集Ⅰ』(坂本百大編)勁草書房)
    フレーゲ意味論の基本文献の一つ。
  • ラッセル「指示について」(清水義夫訳『現代哲学基本論文集Ⅰ』(坂本百大編)勁草書房)
    ラッセルの記述理論が語られる記念碑的論文。
  • ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(奥雅博訳「ウィトゲンシュタイン全集1」大修館書店)
    紹介の言葉の不要な哲学書。
  • ストローソン「指示について」(藤村龍雄訳『現代哲学基本論文集Ⅱ』(坂本百大編)勁草書房)
    ラッセルの記述理論に対する批判論文の一つ。
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  • クワイン「経験主義のふたつのドグマ」(飯田隆訳『論理的観点から』勁草書房)
    戦後の分析哲学にとって最重要と言われる論文。
  • P.Edwards,ed., The Encycropedia of Philosophy, vols. 1-8, Macmillan, 1967.
    少々古いが、英語の哲学辞典として最上にして最適。